2017年6月30日金曜日

乗馬クラブで新鮮野菜を販売しています




乗馬クラブでの野菜販売 

《たがやす人を訪ねて①その弐》



月曜の朝9時。真光寺町の「乗馬クラブ クレイン東京」に、小野路産野菜と販売グッズを積んだ車が到着しました。
小野路スタッフの青山さん、皆川さん、伊勢さんが手際よく荷物を運び入れます。
早朝から小野路の畑で収穫、野菜の泥落としや手入れを行なってから来た3人です。

常連さんがお待ちかね。スピーディーに荷をおろして搬入します


 

販売テーブルの脚にはキズ防止のゴムを貼っています。大根はまっすぐ置くときれいに見えるそう



手作りのテーブル、棚、値札などを手際よく活用し、野菜の置き方にも工夫をこらしておしゃれな出張販売所が完成。テーブルにかけたクロスは家のカーテンだそう。
販売場所は乗馬レッスンを待つ生徒さん数十人が待機する大きな室内で、乗馬服姿の生徒さんがさっそくお目当ての野菜をお買い上げ。
始めた当初は女性客が多かったものの、次第に男性も買って下さるようになったそう。お客さんから高校生の息子さんに「今日のルッコラひと味違うね」と褒められたエピソードなどを聞くと、小野路産野菜の実力がわかります。

さっそくお買い上げ。一番うれしい瞬間です


「キャベツとブロッコリー、大根にカリフラワーに」と矢継ぎばやの注文に大忙し。

「大根を半分に切って葉っぱもね」など常連さんからのリクエストにもできるだけ応え、時には売れ筋の野菜を伊勢さんが畑に取りに行くことも。

「どんな料理にしたらいいかしら?」と聞かれてレシピを紹介したり「ニンジンはそろそろ?」などの声に、販売スタッフへの信頼と期待を感じました。
 
ここで野菜販売を始めて2年余り。はじめは青山さんが、堆肥用の馬ふんのお礼に「お馬ちゃんにどうぞ」と担当者の方に野菜を渡したのがきっかけだそう。野菜の値段はほとんどが100円か150円。安くておいしいと固定客が大勢つき、今では毎週月・金曜の9時半から販売し、完売も多いそう。
 
 
販売メンバー。左から青山さん、皆川さん、伊勢さん
 

一方、音に敏感な馬に配慮して、台車を使う運搬はレッスンの合間の15分間に済ませたり、馬にあげる無料野菜コーナーも設けるなど、販売スタッフの気づかいでここまで定着させてきました。


お馬ちゃん用の無料野菜(右)。もちろん好評!


 小野路では藤井さんを中心に、5月から新たにカインズホーム多摩境店への出荷も始めました。大切に育てた野菜を販売し、お客さんの声を聞くことで農園での作業もより有益なものになりますね。


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